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2016-10-19

マクロファージとは

マクロファージとは

マクロファージとは何か

マクロは「大きい」「長い」という意味で、ファージは「食べる細胞」という意味です。そのため大きい食べる細胞ということで大食細胞や貪食細胞と呼ばれています。皮膚や内臓、血液、神経等の体のあらゆる細胞にはそれぞれ寿命があり、造られては壊されています。その死んだ細胞や細菌をマクロファージは食べているのです。

マクロファージは、免疫(非自己の異物を攻撃・排除して身体を守る機能)を司る白血球の一種です。白血球には好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球があります。マクロファージは、その中の単球が血管の外の組織に出て分化した細胞です。単球は骨髄で生まれ、造血幹細胞から前駆細胞、単芽球、単球、マクロファージに分化していくのです。マクロファージは、脳、皮膚、肺、肝臓、脾臓等身体のたくさんの場所に存在しています。

マクロファージの働き

細菌が浸入してくるとまずは、好中球が駆けつけて殺菌し活躍して身体を守りますが、その後にマクロファージが集まってきて死んだ細胞や細菌を食べます。マクロファージが貪食した異物は、マクロファージが体内に蓄積している消化酵素と細胞内のリソソームと融合し加水分解されます。

マクロファージが貪食し分解した細胞の情報を細胞表面に提示し、それを受け取ったTリンパ球やBリンパ球が認識します。このことを「抗原提示」と呼び、免疫反応が開始されていきます。マクロファージは、Tリンパ球が出すサイトカイン(情報間伝達分子)によって活性化し炎症に関わる様々な物質(各種サイトカイン、血液凝固因子、活性酸素、過酸化水素、プラスミノーゲン活性化因子等)を放出します。

動脈硬化でのマクロファージの関わり方

高血圧や糖尿病があると血管に負担がかかり、血管に傷ができやすくなります。そのため血管の一番内側の内膜にある内皮細胞の血液が固まるのを防いだり、血管を広げたりという動脈硬化を防ぐ働きが弱くなってしまいます。そうなるとLDLといわれる悪玉コレトロールが内膜に入り込んで酸化し、酸化LDLになります。それを処理するために単球が内膜に入り、マクロファージに変化します。

マクロ―ファージは酸化LDLを取り込み死んでいきます。LDLに含まれていたコレステロールや脂肪が血管に付着していき、こぶのようなものをつくります。こぶのことをプラークといい、プラークが出来てた状態をアテローム動脈硬化といいます。これが心筋梗塞、狭心症、脳梗塞等の原因になります。

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