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免疫力・抵抗力をサポートする5つの漢方パワー「インターナチュラル」
2016-10-14

インターフェロンとは

インターフェロン

インターフェロンとは何か

インターフェロンとは、体内においてウイルス感染が起きると、それに反応してできるタンパク質です。インターフェロンは、マクロファージやリンパ球に働きかけ、免疫を活性化しウイルスの増殖を抑えるといった役割をする大切な存在なのです。1954年に伝染病研究所の長野泰一氏と小島保彦氏の二人により存在が確認されており、当初ウイルス抑制因子と呼ばれていましたが、イギリスのアイザックスとリンデマンが1957年にウイルス干渉(Interference)因子という言葉から「Interferon(インターフェロン)」という名称を付けました。

インターフェロンには、α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、ω (オメガ)の4つのタイプがあります。治療に使用されているのはα(アルファ)、β(ベータ)です。

インターフェロン療法について

インターフェロンを利用した病気の治療法として有名なのがインターフェロン療法です。インターフェロンはウイルスの排除に貢献するものの、体内で作られる量は多くありません。そのため、注射により人工的に生成したインターフェロンを体内に投与するのがインターフェロン療法です。C型肝炎の治療に使われるのがよく知られているでしょう。

ただ、この治療法はメリットしかないわけではなく、重い副作用も存在するため注意が必要です。関節痛や倦怠感、皮膚の痒み、脱毛、うつなど副作用は治療期間により異なると言われています。インターフェロンは、もともと体の中で自然に存在する物質ではありますが、この副作用はインターフェロンが体内で急激に増えることが影響して起きると言われています。治療は長い期間を必要とする場合もあり、高額療養費補助制度を利用したとしても、コストは高くなりがちです。治療が進みウイルスが減ってくれば検査などの回数も減り、かかる治療費は少なくなる可能性もありますが、それなりの費用がかかることに留意する必要があるでしょう。それでも、かつてはもっと希少かつ高価な存在でした。それが、遺伝子操作の研究により、細菌や培養細胞を用いた大量生産を実現することができました。

インターフェロンにかかる期待

インターフェロンの利用は、C型肝炎だけではなく、ガンなど現在治療方法の研究が進められている色々な病気に対し期待されています。体内にあるインターフェロンを増やすことにより免疫調整やウイルス抑制を行うことは、将来的にますます多くの人々の健康に貢献する存在になる可能性を秘めていると言えるでしょう。

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